日本ハムが見事にCS 1st ステージを突破した。
シーズン中、幾度となく感動を与えてくれた日本ハムファイターズだが、新庄劇場にふさわしいと言えるだろう、まさに筋書きのないドラマが今回のCSで披露された。ここで1日ずつ試合を振り返っていこうと思う。
初戦ではロッテの佐々木選手が素晴らしいピッチングを披露し、打線が冷え込んでしまい、あっさりと負けてしまった。打てる気がしなかった。残念無念。
続く二回戦も、なかなか得点が取れず、観戦する者は前日と同じ展開に不安な気持ちを抱えてしまい。
しかし、2点ビハインドの7回に応援団がチャンステーマを流し始めると、スタジアムが一つとなり選手たちを後押し。萎縮した小島選手がフォアボールを与え、相手のミスとゴロで一点を返すことに成功する。しかしながら、追加点は取れず。
9回裏、今年はこれで負けかと覚悟を決め、気持ちを来年に切り替えていた矢先、万波選手が起死回生のホームランで同点に追いついた。(話に聞くと、新庄はここで大きな声で『まだ諦めるな!』とファンに聞こえる声量で選手を鼓舞していたとのこと。これも泣ける。)
その後、延長戦に突入し、浅間選手のサヨナラヒットで見事な勝利を収めた。
この大航海はまだ終わらないは間違いなく名実況。
運命の3回戦では、再び2点ビハインドの中、清宮選手の同点タイムリーが飛び出し、中盤には水野選手のスリーベースも見逃せないプレーであった。最後は万波選手のタイムリーで勝利を決定づけ、無事に福岡行きを果たした。清宮の盗塁、田中正義の中継ぎ回跨ぎは新庄マジックとして、ファンの記憶に刻まれただろう。
このように、野球は本当に素晴らしいスポーツである。ここまでドラマチックなCSを想定していなかっただけに、感動はひとしおであった。特に第3戦での水野選手のスリーベースには涙が出る思いであった。と言うより、1人涙した。そしてこの興奮を誰かに伝えたくて、この記事を執筆した次第である。(投稿に時間差があるが)
この劇的な三日間を振り返ると、選手たちの奮闘とファンの熱い応援がいかに大切であったかを実感する。毎試合が勝負の一打であり、逆境を乗り越える力を選手たちは見せてくれたと思う。特に、逆転の瞬間やサヨナラ勝ちの喜びは、観客全員の心に深く刻まれたに違いない。次は福岡。選手たちの健闘を心から祈りたい。
PS.ラランド さーや曰く日本一は日本ハムらしい!期待
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