近年、多くの業界で話題に上がるDX化。データ分析、AIを用いてビジネスに変革を、人々の行動に変容を。まるでSF映画に出てくるような人工知能が、業務のお困りごとを短時間で効率よく解決してくれる、そんなイメージをお持ちの方も多いのでは?そんなブームの中で気になったのがこの記事。
数億円かけたデータ分析でわかったのは、アホでも知ってる常識だった!(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
巷では「DX」「DX」の大合唱が呪文のように続いています。しかし現場からは、「仕事が増えただけで売上はなかなか上がらない」という悲鳴が聞こえてきます。そんな悲劇を解決すべく、1000社以上の問題を
某大手食品メーカーが数億円の予算を費やし、コンビニでの自社製品の売り上げを分析したという。その結果、明確になったのが「ペットボトルのお茶とおにぎりは一緒に買われることが多い」
お金をかけた結果がこれか?データ分析するほどでもないのでは?と読者に訴えるそんな記事。
個人的に考えるのは、本事例において分析側はデータ分析すること自体が主な目的になっていたのではないかと思う。本来であれば、きちんと条件設定、入手データの精査、データ分析し、得た結果を活かし、次のビジネス戦略立案に繋げる。ここまでの一連の流れがあってこそ、データ分析が活きてくる。手段が目的になっている良い例かなと。
冒頭で述べたように、DX!AI活用!ビッグデータ!そんな言葉が先を行きすぎて、人間がついていけず、とりあえず使ってみよう!投資してみよう!実はそんな企業で溢れているのかも。(例にも漏れずうちも…..)
寝ます。
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