#20 日ハムCS決定!

ぼやき

日本ハムファイターズがついにリーグ2位を獲得し、悲願のクライマックスシリーズ進出を決めた。この瞬間を待ち望んでいたファンとして、喜びはひとしおである。

元々は九州生まれということもあり、ソフトバンクホークスのにわかファンであった。(キャンプ地の関係でもっと前は西武ファンだった)しかし、弱すぎる日本ハムの長きにわたる低迷からの脱却を見届けたいという強い思い、そして高校時代から注目されていた清宮幸太郎選手をミーハー心で応援したいという気持ちから、4年ほど前に日本ハムの動向を追うようになった。(のちにファンになる)

低迷期にあるチームを応援することは決して容易ではない。勝利の歓喜よりも敗北の悔しさを味わうことの方が多かった。連敗が続くときには、心が折れそうになることもあった。13連敗した時はもっと負けて、ネタとして消化してくれと思った。しかし、比較的年齢も若い選手たちを見てると、数年後には黄金期来るんじゃね?と根拠もない妄想?ばかりが頭に浮かぶ。

そして、当初は5位予想していた今季。期待を嬉しい意味で裏切り2位、感無量である。

清宮選手の成長も目覚ましいものがあった。入団当初は期待とプレッシャーの中で思うような結果を残せず、批判の声も少なくなかった。しかし夏以降覚醒し、打撃面での向上は著しく、今やチームの得点源として欠かせない存在となった。(守備は昨年から際立っていたけど)彼の一打が試合の流れを変え、チームを勝利へと導く姿は感動的であった。

また、他の若手選手たちも次々と台頭し、チーム全体の底上げが図られた。ベテラン選手との融合も進み、チームワークはかつてないほど強固なものとなった。監督やコーチ陣の的確な采配と指導力もあり、チームの雰囲気は徐々に良い方向へと変化していった。

印象的だった試合はいくつもある。例えば、開幕2戦目劇的なサヨナラ勝ちの試合では、球場全体が歓喜に包まれた。5月頭のロッテ戦での逆転勝ちでも。サヨナラ打を決めた遊撃手水野が放ったこの言葉『これが今年のファイターズです!』

この言葉に胸を打たれたファンは私だけでないだろう。小さい1DKの賃貸の一室で割れんばかりの叫び声をあげ、妻にマジギレされたあの夏の始まりは間違いなく私のベストメモリーである。

この4年間、数々の試練とドラマがあった。怪我人の続出、主力選手の移籍、思うように結果が出ない時期もあった。しかし、そのたびにチームは立ち上がり、新たな挑戦を続けてきた。その姿勢に、ファンとして何度も勇気づけられた。

今回のリーグ2位という結果は、決して偶然ではない。選手、スタッフ、そしてファンが一体となって築き上げてきた努力の結晶である。この喜びを共有できることに、深い感謝の念を抱いている。

これから始まるクライマックスシリーズでは、更なる高みを目指して戦ってほしい。対戦相手はロッテ、そしてホークス。もちろん強敵である。しかし今のチームならば必ずや頂点に立てると信じている。ファンとしてできることは限られているが、全力で応援し、その背中を押したい。終わり

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