【植物】最近の植物事情

植物

相変わらず、アガベとパキポディウムの育成に熱を注いでいるが、この夏多くの株たちが成長を遂げた。今回は、その中でも特に成長が著しい品種を3つ紹介することにする。

1. パキポディウム・グラキリス

最初に紹介するのは、パキポディウム・グラキリスである。この植物は、その独特な姿勢と美しいトゲで知られている。成長が遅くが、数年で立派な株に育つ。我が家では小さい実生を9個 3000円で購入し育成をスタート。昨年の冬の寒さで葉は全て落ち禿げてしまったが、この夏奇跡の復活を遂げた。その中でも一番太ったグラキリスがこちら。

成長とともに、葉の数も増え、より存在感のあるフォルムになってきた。水やりは控えめにし、4万ルクスの光源、そして固形肥料で、見事な成長を遂げた。

2. アガベ・レッドキャットウィーズル

次に紹介するのは、アガベ・レッドキャットウィーズルである。このアガベは、特徴的な赤色の葉縁が美しく、目を引く存在感がある。いかにも枯れそうな貧弱で小さな苗から育て始めたが、1年で立派な株へと成長した。葉の先端にトゲがあり、少しシャープな印象を与えるが、その美しさに魅了される人も多いだろう。

日光を好むため、十分な日射しを与えることで鮮やかな色合いを保つ。また水はけの良い土壌を好むため、土の配合には一工夫が施してある。成長過程での変化も楽しみの一つで、葉の色が徐々に深くなる様子を見て楽しんでいる。

3. アガベ・王妃雷神’白中斑’

最後に紹介するのは、**アガベ・王妃雷神’白中斑’**である。この品種は、その美しい斑模様が特徴的で、観賞価値が非常に高い。小さい苗から育ててきたが、徐々に大きくなり、葉の白い斑点が美しく映え利用になってきた。面白いのが、子株が葉の隙間から出てきて、いつの間にか多頭株になった。すごい。

王妃雷神は、比較的手入れが簡単で、乾燥した環境でも元気に育つ。水も週に一回あげるくらい。斑模様の美しさを際立たせるために、時折葉を拭いてあげると、より一層魅力が引き立つ。

最後に

どれも小さな苗から始まり、適度に放置するという愛情を注ぐことで素晴らしいフォルムに成長している。植物の成長を見守ることは、日々の楽しみでもあり、心を癒してくれる。(放置も愛情表現の一つ)

冬を迎えるにあたりこれらの成長は鈍化するが、また来年の夏が楽しみだ。終わり。

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